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LOHASな日記 Vol.11 | 2008.08.18
【更新!】 涼を感じる風景。2008年夏
日記当番:テラピコットン編集部
真夏の暑さを忘れさせてくれる、「涼を感じる風景」。
テラピコットンでは、毎年この季節になると夏企画として、様々な水辺の風景や、涼感溢れる風景の数々をピンナップして皆様へお届けしてきました。
今年も、蒸し暑い夏のこの時期に、ひとときの安らぎを与えてくれる涼しげな風景をお届けしたいと思います。ここでは、様々な涼を感じる風景と共に、どこか「秋を感じさせる風景」などをピンナップしながらご紹介して行きます。
高地トレーニングで有名な岐阜県日和田高原の「白樺の森」
「日和田高原の花たち」
高地トレーニングで走る人たちの目にも優しく写っていることでしょうね。南アルプスの麓を流れる三峰川付近で見つけた「滝の風景」(左)
長野県開田高原の道路脇に咲く「コスモス」(右)
早くも「ススキ」の穂が風にゆれています。
菖蒲田に「睡蓮」を見つけました。見頃のピークは過ぎていますが、あでやかな色の花をいくつか咲かせていました。(開田高原)標高1100mの高原にある「湿原と森の風景」。
照りつける太陽をよそに、とても涼しい空間になっています。(開田高原)玉川上水は、 東京都羽村市の多摩川から新宿区四谷大木戸を結ぶ全長43キロの水路です。
今回、歩いた箇所は西武拝島線の「玉川上水駅」から西武国分寺線「鷹の台駅」
近くまでの約、4kmの区間です。清流を眺めながら、ゆったりと散策できるこの緑道には、
犬の散歩をする人や、野草の会のグループの方たちがスケッチブックやカメラを片手にのんびりと散策されていました。また、アスファルトの遊歩道と違って、緑深いこの場所は、赤ちゃんのお散歩にも最適ですね。真夏日だったこの日も、緑のトンネルの中は、直射日光を遮る木々の枝葉のお陰で、とても涼しく快適です。
所々に、綺麗な休憩場所やトイレも整っていて、思い思いに休憩したり、食事を楽しんでいる人たちを沢山見かけました。
また、緑道沿いには畑が隣接している場所も多く、そこでは、野菜の直売所、
その野菜を使ってお料理を出してくれるお店や、外国の田園風景を思わせるようなオープンガーデンが現れたり、見どころもいっぱいのお散歩コースです。
かわいいカフェなどもあるので、デートコースとしても使えそうです。玉川上水をちょっと離れた場所には四季折々の花摘みが楽しめる「小川農園」や、世界の薬草やハーブが沢山集められている「東京都薬用植物園」などもありますので、緑と花を満喫できる散策コースとして一日楽しむことができるでしょう。
さて、今回も玉川上水についてちょっとだけ詳しくお話しておきましょう。
玉川上水は、江戸時代に江戸市中に水を引く為、玉川兄弟(玉川庄右衛門・清右衛門)の手によって完成した用水路で、多摩川を水源とし、東京・羽村市から新宿区の9市4区にわたって流れるようになり、武蔵野台地の各地にも分水され武蔵野の発展に貢献しました。
明治時代に入り、急激な水質な悪化や明治19年のコレラの流行などによって、当時の東京市は、西洋式の水道への改良に着手しました。こうして、玉川上水は近代的な水道へ生まれ変わりました。
しかし、水源である多摩川の渇水と水の汚濁のため、その取水が思うようにならず
昭和40年に、淀橋浄水場の廃止とともに、流れが途絶えてしまい、水無川になってしまいました。
その後、水路は荒れ果て、公園や道路などに変わって行きましたが、玉川上水を保存しようという運動が起こり、現在の四季折々、人々が憩いの場所として楽しめる緑道へと美しく変わって行きました。夏の都会のオアシス。
ここが東京だと言うことを忘れそうな、そんな都会の喧騒を逃れて別世界に迷い込んできたかのような気分にさせてくる、静寂と緑と水に包まれる空間。それがここ、「等々力渓谷」。
東京23区唯一の渓谷として、東京都指定名勝となっています。
最寄り駅の東急大井町線「等々力駅」を降りて、徒歩数分でゴルフ橋手前のらせん階段が見てきます。この階段を下りると、深い緑の樹木で覆われた等々力渓谷が目前に広がります。
ここを流れる「谷沢川」の、せせらぎの心地良い音や、時おり姿をみせる野鳥のさえずりなどを聞きながら、マイナスイオンたっぷりの約一キロのお散歩が楽しめます。足元は、木道などで遊歩道として整備が行き届いているので、
小さなお子さんからご年配の方まで、安心してお散歩を楽しむことが出来ます。
ちょうど、取材に出かけた日は夏休みに入ったばかりだったので
川の中に足をつけて、涼んでいるおじいちゃんとお孫さんの姿や、サイクリングの途中で立ち寄って、ピクニックを楽しんでいるカップルを見かけました。
渓谷の上が、都内でも有数の交通量の多い事で知られる環状線が走っていることなど、忘れてしまうほど、静かで穏やかで、なんと言っても涼しい場所です。竹林や渓に悠然と立つケヤキやムクノキの大木の枝葉が、眩しい太陽の光を程よく遮ってくれて、かすかに木漏れ日となって、川面にそのシルエットを映し出している景色はいかにも涼しげです。
また、遊歩道の脇には、ミズヒキやエビネなどの野草が豊かに茂り、涼しさを足元からも演出してくれています。
このあたりはオナガ・シジュウカラ・ヒヨドリ・モズなどの野鳥も多く見ることが出来るそうです。では、ここで等々力渓谷についてちょっと詳しくご説明。
武蔵野台地の南端に位置する延長約1kmの渓谷です。
谷沢川が多摩川と合流する手前で、多摩川が形成した河岸段丘、いわゆる国分寺崖線の侵食によって出来た、東京都区内でもめずらしい渓谷として多くの人に知られています。
「等々力」という地名は、渓谷内の「不動の滝」の音が響き渡り、「轟いた」ところからついた、との言い伝えがあります。
滝の上部には、平安時代に役の行者の霊場とされた等々力不動尊があり、かつてはこの滝にうたれて行をする修行僧が各地から訪れたとも言われているそうです。
また、等々力渓谷内には、古墳時代末期から奈良時代と推定される、谷沢川の東の斜面の崖に群生している「横穴古墳」のひとつ、「等々力渓谷第3号横穴古墳」も残されています。去年よりも増して、連続真夏日を更新している東京ですが、
こんな別世界に足を延ばしてはいかがでしょう。
この日も、東京の昼間の気温は33℃でしたが、渓谷の気温は24℃でした。
自然環境を生かした斜面林の深い緑と、湧き水も流れ込む谷沢川のせせらぎに
心も身体も涼しさと共に、癒されることでしょう。涼しい渓谷ですが、夏場は歩くとすぐに汗をかいてしまいます。また、この時期は蚊が沢山飛んでいます。
虫除けスプレーや、タオル、飲み物を用意して、より快適なお散歩をぜひ楽しんでくださいね。テラピコットン編集部

kuroki:テラピコットンの企画・編集を担当しています。
射手座・A型、夫と娘、2匹のネコとのドタバタ劇を繰り広げている主婦でもあります。
脳内メーカーによると私の頭はすべて「食」によって構成されているようです。
しかし食以外でも、人の手が関わった仕事やモノ・コトが大好きです。
ブログもやっています。よろしかったら覗いてみてくださいね。
http://tabikinako.exblog.jp/
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