LOHASな日記

LOHASな趣味や仕事を持っている様々な人たちが、リレー方式で毎日更新していく日記です。


  • LOHASな日記 Vol.80 | 2005.12.21

    クリスマスに絵本はいかが

    日記当番:ケーシー綾子

    もうすぐクリスマス!
    無機質な見慣れた街も、年に一度のこの時期だけはドレスアップして輝いて、歩いてるだけでもワクワクさせてくれる楽しいシーズン。この時期の主役は勿論お馴染みのサンタさん。でも、このサンタさんのお話っていつ頃できたかご存知ですか?
    それは1823年12月23日、ニューヨーク北部の田舎の新聞に載せられた匿名の詩がはじまりでした。

    『クリスマスの前の晩、暖炉に靴下を下げて子供達が眠りにつきます。すると8頭のトナカイのソリに乗った小柄な男が煙突から降りて来て、靴下の中にせっせとプレゼントを入れていきます。翌日のクリスマスの朝、目覚めた子供達は甘いキャンディーや新しいおもちゃに歓喜する』と、いった内容の詩でした。

    お馴染みのストーリーですが、その当時多くのアメリカの子供達は初めて聖ニコラス(=サンタさん)のお話を聞いたのです。そして当然のごとく、もしかしたらそんな事が起こったりして?と、どの子も詩のようにマネしてみました。すると翌日本当に靴下の中にプレゼントが入っていたからさぁ大変!(勿論パパ&ママでしょうけど...)
    その信じられない現象はニュースとなり瞬く間に世界中に広がり、それ以来サンタさんはクリスマス時期に世界一超多忙な有名人となったという訳ですね(笑)

    ヨーロッパではその国ごとのクリスマスのお話があったりするのですが、当時のアメリカではなかったのです。新聞に掲載された詩を書いたのはクレメント・C・ムーアという男性でした。1822年にオランダ人の使用人から聞いたクリスマスのお話を元に詩を作り子供達にプレゼントしました。それが一年後、友人が匿名で新聞に載せてしまったのです。そして瞬く間に世界中に浸透したこのお話の作者であるとムーア氏が語ったのはそれから22年後のこと。ムーア氏はかなりのインテリで、そんな遊びで作った詩が広まってしまったのですから、恥ずかしくてなかなか言えなかったようです。

    本当に彼が書いたのか否かという意見もあるものの、この詩は長い時を経て様々な形に変わり、現在は詩の最初の詩句からとった「クリスマスのまえのばん」の題で様々な作家によって多数出版されています。この絵本を手にした人もいると思いますが、書店で、図書館で、見比べ好きな絵本をみつけるのも面白いですね。

    クリスマスの前の晩、絵本を開き、この詩が新聞に最初に掲載された1823年に思いを馳せてみるのも、また一味違ったクリスマスが味わえるかもしれません。
    HAPPY CHRISTMAS!

    *1823年12月23日、TROY SENTINEL新聞に匿名で掲載
     英題オリジナル『Account of a Visit from St.Nicholas』

    ケーシー綾子

    ファションデザイナー、広告代理店、雑誌&HP編集、国内外のイベントプロデュース等様々なオシゴトを経験。現在はPRをするかたわらフリーな時間を満喫中。アートと自然を巡る旅が大好き。日常や旅先で出会う小さな発見に大感動するハッピーさん。


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