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Seasons 第5回
更新!週末はお花見びより。2007年春
2007.05.11
いよいよ、桜の季節の到来です!
暖冬だった今年の冬、桜の開花もかなり早まるのでは?と思われていましたが、東京の「桜の開花宣言」が出たとたんに、寒気が入り込んだり、雨にみまわれたりで、思ったよりも早い開花にはならなかったようですが、ようやく、待ちわびていた蕾が一気にその優美で可憐な花を咲かせてくれるようです。今年は、テラピコットンお勧めの全国の桜の名所や、お花見に最適なスポットをご紹介してまいります。地方によって開花の時期が異なります。順次見頃の場所と桜の花をご紹介していきますのでお楽しみに!

岩手県気仙郡住田町、世田米街道沿いを流れる、気仙川流域の支流沿いのサクラです。
甲信越地方の山間や、東北、北海道の桜の季節は新緑の時期と重なり、あざやかな緑の木々と淡いピンクの桜の花が交じり合い素晴らしい風景を作り上げてくれます。
このあたりは、わさびやクレソンなどが自生している箇所も・・・
わさびの葉の上にはかわいいアマガエルも。春の川でひと休みしているよう・・・
「日本桜の名所100選」にも選ばれた富士山麓にある敷地面積230haの広大な公園墓地。
園内には11,000本(富士桜、染井吉野、枝垂桜)がみごとに咲き、見晴らし台からは、富士山も望める場所です。

雄大な八海山の雪景色をバックに、春を告げる桜が素晴らしい景色を創り出しています。

一碧湖は「伊豆の瞳」と呼ばれているほど、神秘的な美しさを持つ周囲約 4 キロのひょうたん型の湖です。
湖面に映える緑を楽しみながら歩くと約 40 分で一周できます。湖面には天城連山が美しく映ります。

昼間の桜の花の美しさもさることながら、ライトアップされた夜桜は一段と美しさが増します。

九州、福岡から桜の便りが届きました。
ここは、福岡市の中心地から程近い、南区桧原(みなみくひばる)という、住宅地です。
ここに、素敵なエピソードを持ち、今でも多くの市民に愛されている桜の木があります。その「桧原桜」をご紹介します。昭和59年3月中旬、南区桧原の道路拡張工事にともなって、道路沿いの樹齢 50 年の桜(ソメイヨシノ)が開花を待たずに切り倒されることになりました。
そのことを嘆いた市民のひとりの人が、当時の進藤市長にあてた短歌を短冊に託し、枝につるしました。
「花あわれ せめてはあと二旬 ついの開花をゆるし給え」
この短歌をきっかけに、つぎつぎと花を惜しむ歌や句を詠んだ短冊が桜の枝につるされるようになったそうです。 その中に次のような一首がありました。
「桜花惜しむ 大和心のうるわしや とわに匂わん花の心は」
「香瑞麻」 という名で記されたこの歌は、進藤さん(当時の福岡市長)の返歌だったのです。
進藤さんは道路拡張計画を再検討し、切り倒す予定だった桜の老木を、歩道の内に組み入れて守ることになりました。
生き残った 6 本の桜は、今もこの季節にはうす桃色のあでやかな花を咲かせ、近隣の住人や多くの人に愛され続けているそうです。
その後、進藤市長は「筑前の花守市長」として知られる事になり、当時、リーダースダイジェストや文芸春秋、中学校の副読本等にも紹介されました。

明治6年の太政官布達によって、上野、浅草、深川、飛鳥山と共に芝の5カ所が日本で最初の公園として指定されました。
当初は増上寺の境内を含む広い公園でしたが、戦後の政教分離によって境内の部分が除かれ、環状の公園になりました。
現在では、東京のシンボル「東京タワー」をのぞむ公園としても、全国的に有名になっています。
増上寺の三門や、東京タワーと桜の枝が重なるように見える景色は、絵葉書そのもの。
近くの愛宕山、六本木、青山など、少し足を伸ばして港区めぐりをしてみてはいかがでしょう。
随所に桜の名所が現れてきますよ!

桜の名所で有名な信州高遠藩主内藤氏の江戸屋敷が、明治39年に皇室の庭園となった新宿御苑。
その後、昭和24年5月に国民公園として一般に公開されてから、多くの人に愛されている公園です。
日本庭園はもちろん、フランス式整形庭園やイギリス風景式庭園など、都会の中で豊かな自然を楽しめます。
様々な種類の桜が約1500本植えられているため、1ヶ月以上にわたってお花見を楽しむことができるそうです。

沼津市西部の国1バイパスと平行して流れる沼川沿い約6キロに、約2000本の桜並木があります。
松蔭寺の檀家や地元住民らが20年以上前に植えたもの。
毎年、白隠禅師ゆかりの松蔭寺と、国道1号線の桜並木一帯で、「白隠(はくいん)さくら祭り」が開催されています。
バザーや露天が並び、白隠太鼓という太鼓の演奏を先導に、地元の「御神輿」と、地元婦人会による踊りで、道中を練り歩くというもの。

栃木県日光市の日光国立公園内にある栃木県最大の湖「中禅寺湖」は、2 万年前に男体山の噴火で出来た堰止湖です。周辺には、日光東照宮や、華厳の滝などの観光名所があることから四季を通じ、多くの観光客が訪れています。
周囲約、 25 キロに及ぶ中禅寺湖にはその昔、欧米各国の外交官たちが避暑に訪れ、その後、湖畔に別荘を建てたそうです。
現在でもフランスやベルギーなど4か国の大使館別荘が、湖畔にたたずんでいます。
日光での釣りやゴルフを目的にした「東京アングリング・アンド・カントリークラブ」には、国内外のそうそうたるメンバーが名を連ねていました。
中禅寺湖周辺はハイクラスな人が集まる華やかなリゾート地として、その地位を確立していったそうです。
リゾート地としての風景を感じられる一枚が、こちらです。湖畔に咲く山サクラと夜明け間もない、静寂の中禅寺湖です。
(日光周辺の桜の見ごろは例年は 5 月中、下旬です。この写真は去年撮影されたものです。)
3 月 26 日、開花宣言が出た埼玉県幸手市の「権現堂堤」をご紹介します。
権現堂堤は約 400 年前に築かれ、現在は、河川改修により廃堤となっていますが、江戸期から昭和初期にかけて周辺住民を水害から守りました。また、桜堤は大正時代、 3,000 本もの染井吉野が延長6kmにわたって植えられたのが始まりとのこと。関東随一の桜の名所となり、その当時から多くの花見客でにぎわっていたそうです。
その後、太平洋戦争後に薪として伐採されてしまいましたが、昭和24年に地元住民たちにより、新たに桜の植栽が進められ、当時約 3,000 本の苗木が植えられました。現在では1kmにわたり約 1,000 本のソメイヨシノが残っています。
桜堤周辺には菜の花も作付けられ、この季節になるとトンネル状に満開になった桜の淡いピンクと、一面の菜の花畑の黄色のコントラストが見事な景観で私たちを楽しませてくれます。
また、 6 月にはあじさいが、 9 月には曼珠沙華(まんじゅしゃげ:彼岸花とも呼ばれる)が見頃を迎え、桜の季節以外にも四季を通じて、花を楽しめる場所として多くの人に愛されている場所です。毎年 3 月下旬から 4 月上旬にかけて「さくら祭り」が開催されています。
また、さくらの花を愛でながらのマラソン大会や、お茶会なども開催されるそうです。
詳しくは、幸手市の観光協会のホームページをご覧ください。
http://www.satte-k.com/index.html写真は、去年の満開時の時のものです。
開花の情報は上記ホームページでも確認が出来ます。
東京のハイキングコースとして有名な、高尾山に連なる山地の東に位置する多摩森林科学園。
高尾駅から徒歩 10 分程で入り口に到着しますが、標高は 183 ~ 287 mなので、ゆっくりと坂道を登っていく感じで、軽いトレッキング気分です。と、その前に高尾駅のすぐ裏手の「大光寺」に大きな枝垂れ桜の木が見ごろを迎えていました。あまりにも美しく、優美な姿を見つけたのでちょっと寄り道してみました。
さて、いよいよ多摩森林科学園へ到着です。
園内は、三つの「樹木園」と「森の科学館」「試験林」それから、今回ご紹介する「サクラ保存林」で構成されています。8haの面積に江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物に指定されたサクラのクローンなど、全国各地からサクラ約 250 種類・ 1,700 本が植えられています。
また、同時に導入されていない品種の収集や、分類の見直し、保存方法、生理的反応などの研究も進められています。
これだけの種類があるので、咲く時期がそれぞれ異なり、早咲きの桜の 2 月下旬からはじまり、 4 月下旬にかけて見ごろを迎えるものや、秋から冬にかけて咲くサクラもあるそうです。
紅色のサクラ「琉球寒緋桜、関山、山本大提灯、花笠」
純白のサクラ「白雪、白滝枝垂、白妙」緑や黄色のサクラ「御衣黄、鬱金」
紫がかったサクラ「紫楼、矢岳紫」など、めずらしい名前のものや、そのほかにも上を向いて咲くサクラや、匂いのあるサクラ、二度咲きのサクラなど、珍しい品種も沢山、植えられています。
園内のあちこちには、春を告げるスミレや、タンポポ、目にも鮮やかなレンギョウなどが、足元に彩りを添えていました。
桜だけでなく、園内の様々な樹木や鳥たちのさえずりなど、自然豊かな森のお散歩が楽しめる場所です。
お天気が良く暖かな日を選んで出かけてみてはいかがでしょうか?
ただし、足元はしっかりと歩けるスニーカーや、トレッキングシューズがお勧めです。
園内にはゴミ箱はありません、「ゴミは自宅へ持ち帰りましょう」運動を実施していますので、ルールやマナーを守ってお花見を楽しみましょう。
テラピコットンがご紹介する、お花見スポット。
またまたレポートしてきたいと思います。
みなさんも、週末には、春を感じる桜の木の下に座って、のんびりとしませんか?
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