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  • おいしいごはんを食べよう。 第4回

    初秋の野菜で手軽にフレンチ

    2006.09.12

    暑い夏が過ぎ、季節は秋に移り変わろうとしています。
    初秋には、真夏の太陽の恵みをたっぷりうけた 野菜や果物がたくさん出回る時期です。初秋の野菜で手軽にフレンチちょっと夏バテ気味のからだにも、 十分な栄養を届けてあげましょう!
    今回も、旬のおいしい野菜や果物を こだわりやさんからお届けしていただき、ソレイユの樋口陽子さんにフランス料理をつくっていただきました。

    今回のメインディッシュは、旬のお野菜をたくさんつかったラタトゥイユ。
    彩りも豊かで、様々な種類の野菜が味わえる、一品。

    その他、今が旬の果物をつかったデザートも必見です。


    ラタトゥイユ

    季節の野菜をふんだんに使った、ラタトゥイユ。

    元は南仏・プロヴァンスのお料理。プロヴァンスは地中海性気候で美味しいものに恵まれています。

    野菜をしっかりと煮込むので、コクが出て 芳醇な旨みが出ます。
    冷たくしても美味しいお料理なので、暑い時期にはおすすめ。
    こんな風に彩り豊かな食材が揃えば、自然と食欲も湧きますね。
    夏バテ気味でぐったりしている体にもおすすめできる、栄養満点の一品です。


    【 材料 】
    ( 4人分 )
    ニンニク   1片
    紫玉葱   1/2 個 (玉葱でもいい)
    茄子     1本
    トマト     400g (中2個)      
    赤、黄パプリカ   各 1/2 個
     (どちらか1個でもいい)
    シシトウ   5本 (ピーマンでもいい)
    ズッキーニ    1/2 本
    オクラ   5本
    オリーブ油、塩、胡椒、
    バジル、好みで鷹の爪

    【下ごしらえ】
    トマト へたをとって湯むきにする。横に半割にし種を取り除き、4等分。
    茄子は乱切り、ズッキーニは輪切り。にんにくはみじん切り。玉葱は串切り。
    パプリカは乱切り。シシトウはへたをとる。オクラ、ズッキーニは塩ゆで。

    【1】 フライパンにオリーブ油を温め、茄子を炒め、バットにあげる。
    【2】オリーブ油を足し、シシトウを炒め、バットにあげる。
    【3】オリーブ油を熱し、にんにく・玉葱を炒める。透き通った感じになったら、赤、黄ピーマン、を加え、炒める。茄子、トマト、バジルを加えて柔らかくなるまで煮る。
    最後にズッキーニ・シシトウ・オクラを加え煮る。塩、胡椒で調味する。

    • 温かいまま 鶏や豚のソテーにあわせてもいい。
    • 冷やして食べるときは塩をやや強めにする。
    • 辛目が好きな人は、にんにくと一緒に鷹の爪を入れる。

    *この材料をすべて揃えると美しいですが、要は野菜のトマト煮です。
    色々な野菜で試してみてください。



    モロヘイヤのキッシュ

    モロヘイヤを使ってできる、ちょっと変わったキッシュ。
    クレオパトラも食べていたといわれるモロヘイヤは、非常に栄養価が高く、今ではどんなスーパーでも取り扱われている 日本でもポピュラーな野菜になりました。
    しかし、まだあまり調理方法が浮かばない…、という人も多いのでは?
    モロヘイヤをキッシュの具材にするなんてなかなか思いつかないかもしれませんが、これがとっても美味しい味になるんです。
    キッシュが好きな方には特におすすめしたい一品です。

    【 材料 】

    ( 24cm のタルト型  1 台分)
    冷凍パイシート  ・・・ 1枚
    卵     ・・・  2 個
    生クリーム  ・・・  150cc
    塩、胡椒、ナツメグ
    ベーコン  ・・・ 50g
    モロヘイヤ  ・・・ 1束
    グリュイエールチーズ  ・・・  50g

    【1】打ち粉をした台で冷凍パイシートを 3mm の厚さにのばし、型に敷く。
    【2】フォークで穴を点々とあけ、オーブンシートか薄くバターを塗ったアルミ箔を敷き、
      重しをのせて、 180 ℃のオーブンで15分焼く。
      重しとオーブンシートをのぞいて、5分空焼きする。
    【3】モロヘイヤは葉を摘み、塩ゆでする。
      2,3cmの長さに切って、水気を絞る。ベーコンは細かく切る。
    【4】卵、生クリーム、塩、胡椒、ナツメグを混ぜ合わせ、調味する。(塩は少しきつめに)
    【5】3と4を混ぜ合わせ、空焼きした生地に流し込む。
    【6】細かく切ったグリュイエールチーズを表面に降って、
       160 度のオーブンで  40~60 分、表面がきつね色になって、中に火が通るまで焼く。

    *サラダと一緒にどうぞ。



    とうもろこしの冷製スープ

    甘くておいしい旬のとうもろこしを使って、冷製スープを作りました。
    スープというのは、食が細いときでも口にできるもの。
    それに、見た目よりもずっと栄養がとれます。
    玉ねぎからも甘みが出るので、とうもろこしの甘みを見て、たまねぎの量を調節するのがいいそうです。

    【 材料 】

    (4人分)
    玉葱  ・・・  中 1/2 個
    (100gくらい)
    とうもろこし  ・・・  2本
    (実は300~400g)
    バター  ・・・  大2
    ブイヨン  ・・・  400 cc
    米     ・・・  大1
    生クリームか牛乳  ・・・  50 cc
    ローリエ、塩、胡椒

    【1】玉葱は繊維に垂直にスライス、とうもろこしは実を削る。
    【2】鍋にバターを溶かし、玉葱を透明で、しんなりするまで、ゆっくり炒める。
    【3】とうもろこしを加え、美しい黄色になるまで、蒸らし炒めにする。
    【4】ブイヨン、米、ローリエ、塩を加え、とうもろこしが柔らかくなるまで煮る。
    【5】ミキサーにかけ、裏ごしする。
    【6】冷やしてから、好みで、牛乳、生クリーム、塩、胡椒で調味する。

    ※ とうもろこしが甘い場合、玉葱を入れなくてもいい。



    フルーツのコンポート

    宝石のようにキラキラする瑞々しいコンポート。
    おいしい果物を、一段とドレスアップさせて主役にするレシピです。
    ひとくち、食べたら感動すること間違いなしです。
    コンポートは、果物のシロップ漬けなので、ほとんどの果実を使って、おいしくいただくことができます。いろんな果物で試してみてくださいね。


    【 材料 】

    <コンポートシロップ>
    白ワイン  ・・・ 500 cc
    グラニュー糖  ・・・ 100g
    レモン汁  ・・・ 大1
    シナモンステック  ・・・ 適量
      (ヴァニラ棒も可)

    ※ 桃→ヴァニラ棒、ミント
      洋梨→ヴァニラ棒 ぶどう、イチジク、プラム、りんご→シナモンスティック お好みで!

    【下ごしらえ】コンポートシロップは材料全部を沸かしておく。
    【1】 フルーツは良く洗い、全部がぴったりはいる鍋に並べる。
    【2】 ひたひたまで、シロップが来るようにし、ペーパーを落とし蓋にして、火にかける。
    【3】 フルーツの大きさ、量によって、液を作る。
    【4】 沸騰したら、弱火にして、柔らかくなるまで、火を入れる。
    【5】 余熱で火が入ることを計算して、少し堅めで火を止める。
    【6】 ごとごと沸かしてしまうと、フルーツが崩れるので、火加減に注意。
    【7】 そのまま冷やして、冷えてから皮を剥く。

    良く冷やして、器に盛り、シロップも少しかけるといい。アイスクリームなどを添えて、どうぞ。



    イチジクのシャーベット

    上記のコンポートの要領でイチジクのコンポートを作って、それをそのままシャーベットにします。イチジクの果実には、食物繊維やカルシウム、鉄などが含まれ、美容によい果物といわれています。ある程度、糖分がないと、なめらかさが出ないそうなので、砂糖を減らしすぎないように気をつけて。
    飾りに、ミントの葉をあしらうと、ちょっとおしゃれなおもてなし料理に変身です。

    【 材料 】
    (4人分)

    コンポートにしたイチジク ・・・ 4個
    コンポートシロップ ・・・ 100cc
    (上記のコンポートの材料を参照)
    砂糖    ・・・ 80g
    レモン汁    ・・・大1

    イチジク(4個)を上のレシピ(フルーツのコンポート)要領でコンポートにする。
    充分冷やしてから、皮を剥き、ミキサーにかける。
    コンポートシロップ( 100cc )を加える。
    (へらで持ち上げるとたらたらとたれる程度までイチジクのピューレをのばす。)
    砂糖( 80g )、レモン汁(大1)を加え、よく混ぜて、
    シャーベットマシンにかけるか、冷凍庫に入れて、時々取り出して、かき混ぜる。
    砂糖は好みで、量を加減してください。ちょっと甘いかな?くらいが目安です。



    今回の「おいしいごはんを食べよう。」はいかがでしたか?
    野菜や果物の 上手な食べ方は、「旬にたべること」。
    その季節にいちばん生き生きしている野菜をいただくのは、最高の贅沢かも知れませんね。
    今回のレシピをご参考に みなさんも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか ?