-
食材の庭のススメ。 第1回
食材の庭のススメ。 見て楽しい、食べて美味しい 庭造り。
2007.05.15
ちょっと便利な食材の庭つくりませんか?
小さな庭があることはあるけど、すっかりほったらかしになっている…なんてお宅ありませんか?
その家に住む家族のライフスタイルに合わせて植栽を考えてみてはいかがでしょう?
例えば、お料理好きの方が住まう家のお庭には、料理に使えるハーブをたくさん植えてみるとか、 見て楽しむだけではなく、他の用途にも使える植物を育てるとなると、なんだか嬉しくなってきませんか?
今回は、裏庭スペースをもてあましていたお宅のために、 グランスケープの大石さんにご協力いただいて、 お料理に使える食材の庭を植栽しました。昨年の10月に引っ越してから、庭は一切手入れをしていなかったというH邸。つつじやアジサイは当初からあったものですが、鉢に植えられて土の上にそのまま置かれていたり、若干暗めの塀の色と相まって、かなり寂しげなイメージです。
とくに、鉢を土の上にそのまま置いていると、水はけが悪くなり、鉢の底が虫の温床となってしまうため、夏になると蚊が大量発生してしまったりする原因となってしまいます。
確かにH邸では引っ越してきた当初蚊が大量発生していて、虫除けスプレーが必需品だったとか…。さて、この庭がどのように生まれ変わるのでしょうか。
まずは植物選び
まずはお店に行って、新しく植える植物を決めるところから始めます。
自分が使いたいハーブなどを選ぶというのはもちろんですが、どの植物がどのくらい大きくなるのか、そしてそれは一年草なのか多年草なのか、お店の人に聞きながら選ぶようにしましょう。※ 多年草(多年生植物)とは、 複数年にわたって生存する植物のこと。
これに対し、 1年で世代を終える植物を一年生植物といいます。このときに植栽をする庭の、簡単な見取り図を持っていくと、便利です。
もし希望の植物がある場合は、見取り図内に書き込んでいってもよいでしょう。
それをもとに店員さんとよく相談して、植える植物を決めるようにしましょう。今回選んだハーブたち
手始めにつちならし
深く根を張っていたアジサイの株も一旦除去。
このアジサイは敷石を外して別の場所に移動しました。土を掘り起こして均してみると、硬そうに見えた土もやわらかくふんわりとしてきました。左の写真と比べて柔らかそうなのがわかりますか?
大きいものから順番に配置
早速植物を植えはじめますが、このとき、大きいものから順番に配置していきましょう。
大きい植物の位置をはじめに決めてしまうと、あとで、他の植物がレイアウトしやすくなります。他の植物のこともイメージしながら、配置を決めましょう。
今回、フェイジョアは、実が付きやすいように、両側に2本の木を植えることにしました。
鉢のまま置いて仮レイアウト
選んだ苗を並べて、準備。
実際に植える場所に鉢のままおいてレイアウトを確認しましょう。
このときに葉っぱなどのバランスをみて位置を調節します。苗を植えて、たっぷり水遣り
レイアウトが決まったら実際に土に植えていきます。
植え終わったら、たっぷりと水をあげて、根付きやすいようにしてあげましょう。
植栽が終わり、完成したのがこちらの庭!
バランスよく、植物が配置されていて、キンレンカの黄色が良く映えています。
植栽して3日ほどたつと、更に植物が活き活きと太陽の方に伸びてきて本当に素敵な色合いになりました。真ん中にはどんどん成長するローズマリーが植えられているので、これから夏にかけてもっと緑が増えていくでしょう。
日々、成長して姿を変える庭。
そして、毎日のお料理の手助けもするなんて、とても素敵なお庭ですね!監修 大石剛正さん
一級造園施工管理技師
グランスケープ有限会社 代表取締役店舗・集合住宅・個人邸のランドスケープ・ガーデンのプラン・設計・施工を手がけ、モデルルームやショップ、レストラン等のインドアにおけるグリーンコーディネートなど多岐にわたって活躍されています。
植物のある「こころやすらぐ」空間と時間の創出、 四季や五感を大切にできるライフスタイルデザインを推進しています。
Therapicottonの記事・画像およびコンテンツはテラピコットンまたは情報提供者に帰属しています
無断転載・無断コピーなどはおやめください。
