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散歩に行こう。 第21回
早春の香りを求めて
2009.02.06
寒い毎日が続いていますが、
暦の上では立春を向かえ、いよいよ春が近づいてきました。
近くの緑道の草花や木々にも、早春の彩りを見つけることが出来るようになりました。
住宅地では、お庭に植えてある木々も花を咲かせているものも増えてきましたよね。
その中でも、この季節はなんと言ってもふくよかな香りを漂わせる「梅」が主役になっています。今回の散歩に行こうは、早春の香り漂う梅林のある場所を数箇所巡ってみました
学問の神様・菅原道真を祀る関東を代表する天満宮。道真公が愛した梅の花は、この季節樹齢
70~80年の白加賀(しろかが・白梅)を中心に月影、豊後梅、寒紅梅などの品種の梅の木が
約300本植栽されており、敷地内を美しく彩り、訪れた人の目を楽しませてくれます。
梅を目当てに訪れる人はもちろんですが、この季節は、受験シーズン真っ只中なので、多くの受験生の姿を見かけます。
境内にある絵馬掛け所には、合格を願った沢山の絵馬が山のように盛り上がっていました。
さすが、関東一の学問の神様と知れ渡っている「湯島天神」ですね。
湯島天神の梅祭りは、2月8日(金)~3月8日(土)まで開催。湯島天神を離れ、電車を乗り継いで「紅梅」が美しく牛神社として知られている
「北野神社」へ向かいました。
急な階段を登ると、この神社の主であるこまいぬならぬ、対に並んだ「牛」がお出迎え。
願いが叶う「撫で岩(ねがい牛)」発祥の神社としてその名が知られている神社が、
この牛神社こと、北野神社です。歴史を遡ること、時は鎌倉時代、源頼朝公が奥州へ征討の途中にこちらにあった岩に腰掛け、休息した際のこと。
夢に牛に乗った菅原道真公が現れ、願いが叶うことを告げられました。
その後、頼朝公がこの岩を祀り牛天神を創立されたそうです。それ以来このねがい牛に願いをかけると願いごとが叶えられると今日まで多くの人々に信仰されているそうです。これは、牛を模ったおみくじむすびどころ。とてもユニークです。
ここの梅は9割が紅梅です。その中でも、
しだれ梅は、濃いピンクと薄いピンクと2種類あり、関東では、牛天神の庭内でしか見られない貴重な梅だとか。また男坂では、梅(紅梅)のアーチが参拝者を迎えていくれます。
牛神社の紅梅祭りは2月1日(日)~2月25日(水)まで開催。牛神社から歩いて、15分程の場所に大名庭園として有名な「小石川後楽園」があります。
こちらの庭園は、江戸時代初期、寛永6年に水戸徳川家の祖で頼房が、その中屋敷として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。文化財保護法により、特別史跡及び特別名勝に指定されています。
この庭園は回遊式泉水庭園で、7万平方m以上の広大な園内には約120本の紅梅・白梅の梅林がある他、春にはサクラ、ツツジ、初夏にはハナショウブなどの見所もあり、四季を通じて情緒豊かな景色で訪れる人の目を楽しませてくれます。これだけ広い庭園ですから、自然を満喫しながら一日のんびりと過ごすことも出来ます。
小石川後楽園の梅祭りは、2月14日(土)~3月1日(日)まで開催。見頃のピークはそれぞれに違うと思いますが、今週末あたりからお天気がよければ
美しい花と、ふくよかな香りの梅の花を楽しめるのではないでしょうか?
身近な場所にも以外と梅の名所って沢山あるようですので、お散歩に出かけてみてはいかがでしょうか?
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