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  • Seasons 第18回

    週末は、お花見びより。2010

    2010.05.10

    いよいよ桜の季節です。
    テラピコットンおすすめのお花見スポットをご紹介します。
    今年も、桜の開花のニュースがテレビやラジオから流れる季節がやってきました。
    全国的に早い開花のようですが、この時期は花冷えという言葉があるように、昼間は暖かくても、夕方から一気に気温が下がりるというお天気が多いので開花したといっても、満開までに時間がかかったりしてしまうこともあります。
    が、場所や時期によっては、早咲きの桜なども目につきます。
    今年も、各地のお花見スポットを順次ご紹介していきますので、お楽しみに!


    今年も、東北の遅い春がやって来ました。
    今年は、どの地方の桜も、一旦開花のニュースが流れた後、冬に逆戻りのお天気が続いたせいで、満開になるまでに時間がかかったようです。
    そして、いよいよ5月の連休あたりから、東北、北海道などでも桜が見頃を迎えるようになりました。

    さて、テラピコットンがお届けしている「週末は、お花見びより」もいよいよ、最後のお花見スポットのご紹介になりました。
    場所は、秋田県の田沢湖周辺です。
    日本で最も深い湖として有名な田沢湖と、その周辺には四季折々の花を楽しめる場所が点在しています。
    4月から6月にかけては、花々がいっせいに咲き始めます。
    刺巻湿原の水芭蕉や、生保内公園のつつじも、長い冬から目覚めた東北の大地に、美しく彩を与えてくれます。

    写真の場所は、田沢湖湖畔県民の森と、1枚だけ鳥居が写っているのは、御座石(ござのいし)です。
    湖畔にござを敷いたような平坦な岩場で、その昔、秋田藩主が田沢湖遊覧の際、腰をかけて休んだと伝えられます。


    すでに見ごろは終わってしまいましたが、九州からとても見事な桜の景色が届きました。
    九州に限らず、日本各地からこの素晴らしい「大桜」を愛でに訪れる人が耐えないという、熊本県阿蘇の「一心行の大桜」です。
    阿蘇の山々をバックに、見事な枝ぶりで、田園風景の中に悠然と立つ、幹廻り約7.35m、高さ約14m、樹齢400年余りのヤマザクラ。

    こちらの見事な桜の木は、天正8年(1580年)に島津氏との戦いで矢崎城に散った峯伯耆守惟冬(みねほうきのかみこれふゆ)の菩提樹とされています。
    また、一心行と言う名は故郷のこの地に帰った妻と息子が一族の御霊を弔うため一心に行をおさめたと言う故事から名づけられたそうです。

    この場所は、「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」1992年の時点で、日本一長い駅名として色んなメディアに紹介されたことでも有名な駅が最寄り駅となっています。


    さて、阿蘇の桜をご覧頂きましたが、この一心行の桜が満開を迎えているこの時期、阿蘇の春の風物詩のひとつとなっている「野焼き」が行われていました。
    阿蘇の山々は草原が多く、草原の草は、春から夏にかけての放牧の牛馬や、冬の間の飼料の為の干し草の原料になっています。
    阿蘇のすばらしい草原は何百年もの間、多くの人々が野焼きを行って人工的に作り、保たれていました。
    その野焼きの意味とは、ダニなど人畜に有害な虫を駆除することや、牛馬の餌の草を育てています。
    野焼きをやめると木が生い茂り草原はなくなるとのことです。草原の美しさは野焼きによって保たれているということなのです。

    きれいな草原を未来に残すため、現在では、多くのボランティアの方々の手によって春には、野焼きが行われ、秋には輪地切りという、防火帯作りが行われています。

    雄大な阿蘇の山々が焼ける姿は、桜とは全く違う、ダイナミックで素晴らしい景観です。
    この阿蘇の桜や野焼きの風景は、他の桜の名所も同様に、日本の美しい風景として子供たちや、未来へ残せるようにと、考えさせられる風景でもありました。


    本考古学の発祥の地と言われるこの公園は、1400年前に作られた「足利古墳群」と呼ばれる10基の円墳や、前方後円墳が点在している、珍しい公園です。
    この時期には、桜やつつじの名所としても有名なので、栃木県内は勿論のこと、遠方からも古墳と見事な桜や、春の花を愛でに訪れる人で賑わっています。

    園内には、約350本の桜の木が植えられています。
    また、この公園はゆるやかな丘陵地になっているので、渡良瀬川や遠くには、山並み、そして、足利市の中心部の街を見渡すことも出来ます。

    桜を満喫すると共に、歴史ロマンを感じられる、そんな足利公園です。


    東京でも、交通量の多さでは上位にランクされるほどの
    都心の大動脈でもある、国道246号。
    東京都千代田区から神奈川県を経由して静岡県沼津市に至る国道で
    通称「にーよんろく」として知られている道路ですが、この246号の世田谷区の桜新町と用賀の間位から住宅街へ一歩入ると「呑川緑道」の桜並木が見えてきます。

    この「呑川緑道」は、深沢周辺の湧き水の池から流出する水が流れているということもあり、野生のクレソンが生育しているほど、綺麗な水が流れている川沿いの緑道です。

    世田谷区から目黒区八雲~緑ヶ丘あたりまで、桜並木が続いています。

    閑静な住宅街にあるため、目だった「桜まつり」のような演出も無く、とても上品なイメージの並木道といった印象を与えてくれます。



    霊園でお花見?と、驚く人も多いと思いますが
    東京では、桜の名所としての知名度はかなり高い場所のひとつです。
    お花見シーズンともなると、沢山の見物客が訪れたり、夜桜見物でも
    かなりな人出となる場所です。


    公園型の霊園となっている園内には、明治期以降の著名人の墓のほかに、忠犬ハチ公の墓もあります。
    また、ここ数年の開発で、綺麗なトイレも完備されています。


    港区の中でもオシャレな青山に位置するだけあり、
    ちょうど、並木道の切れ目から「ミッドタウン」と「六本木ヒルズ」。それから「東京タワー」が一望出来る場所があります。
    ミッドタウン方面からの道路脇の土手には、
    数本の見事な桜の大木が、地面に向かって枝を這わせ、
    美しさを競い合っているようです。



    上野公園といえば、ソメイヨシノの桜のトンネルの下でのお花見が有名です。
    サクラの開花のニュースが出るや否やのタイミングで、大勢の人が繰り出し賑わいますが、今回は、ひと足先に見頃を迎えた「大寒桜:オオカンサクラ」を愛でに行ってきました。


    カンヒザクラとオオシマザクラの種間雑種で、ソメイヨシノに比べると花びらの色は濃く、花びらは半開状で、下を向いて咲くのが特徴です。
    ソメイヨシノの並木道に、数本と、不忍池に行く間にある五條天神社の境内にも大寒桜(オオカンザクラ)が咲いていました。

    鳥居と桜の木の枝がなんとも、素敵にマッチしています。
    また、境内にはモクレンの花が満開で見頃を迎えていて、大寒サクラと並んで、とても華やかな雰囲気になっています。


    お花見の散歩の最後には、不忍池で、しばしバードウォッチングはいかがでしょう。
    ここの池には、ヒドリガモや、オナガガモにまじって、ユリカモメも気持ち良さそうに泳いでいます。ゆったりと羽を休めながら水面に浮かんでいる鳥たちを見ていると日頃の疲れも癒されるような気がします。

    今回、ここを訪れた日はちょうど、「さくら祭り」の準備中で、提灯や案内看板の設置や、ごみ置き場や、立ち入り禁止の柵作りなど、これから迎えるメインイベントの為、沢山のスタッフの方が働いていらっしゃいました。
    くれぐれも、マナーを守ってお花見を楽しんでいただきたいものです。